包茎の基礎知識:カントン包茎とは

男性でいわゆる包茎の症状を持っている人は約70パーセントいますが、その中でもカントン包茎の人は1パーセント未満とかなり少ないです。
カントン包茎は包茎の中でも危険な状態なので、なるべく早く包茎治療を行う必要があります。

カントン包茎の状態

カントン包茎とは一般的にどのような状態の事を言うのかというと、包皮の先端部分が狭く、勃起時にこの狭い部分が亀頭や陰茎を圧迫している状態の事です。
カントン包茎は平常時の場合、包皮を問題なく剥く事が出来ますが、勃起時になると包皮の先端が著しく狭い為に亀頭を露出する事が出来なくなります。
この締め付けられている部分を無理やり剥こうとすると、ゴムで亀頭が絞められたように圧迫してしまい、血流障害が起き痛みが出ます。
この状態をいつまでも放置し続けていると、水ぶくれが出来てしまい手術が必要になります。
さらにそのままの状態で放置し続けると今度は亀頭に血液が回らなくなりうっ血状態になって、最悪の場合亀頭が壊死してしまう可能性があるので、カントン包茎の場合はなるべく早く包茎治療した方が良いです。

カントン包茎は勃起回数がそれ程ない幼少期は自覚症状がほとんどありません。
しかし思春期になって意識的に勃起をするようになると、症状を自覚するようになります。
症状としては包皮の先端部分が狭い為、勃起時に亀頭を露出する事が出来ないというものです。
当然無理やり包皮を剥こうとすると激しい痛みが伴います。
この状態が続いていると当然性交渉だけでなく自慰行為も出来なくなり男性としての自信も失っていきます。
その為カントン包茎は真性や仮性包茎よりも厄介な状態なので、自分がカントン包茎だと気づいたらなるべく早期に治療を行う事が大切です。

カントン包茎のデメリット

カントン包茎のデメリットは何かというと色々あります。
まず包皮口がとても狭い為、勃起時に亀頭が締め付けられてしまうという点です。
当然性交渉の時も、普段から亀頭が包皮に包まれている為に、早漏になりやすいですし、性交渉時に無意識のうちに包皮が剥けてしまい、亀頭がうっ血状態になり激しい痛みを生じるというのがデメリットとして挙げられます。
よくある例では、包皮口が狭いのに勃起時に無理に剥いた為、亀頭部分が締め付けられうっ血してしまうという状態です。
こうなると激しい痛みが出るのでとても性交渉が出来る状態ではなくなります。
また包茎だと亀頭を普段からしっかりとお風呂やシャワーの時に洗う事が出来ない為に、不衛生になりやすいというのもデメリットです。そうなると当然亀頭に垢が溜まり、不潔になってしまい陰部から悪臭がしたり炎症を起こしたり性病にも感染しやすくなります。
他にも包茎だと普段から亀頭が包皮に覆われている為、陰毛がよく引っかかり、その都度痛みを生じますし、その陰毛が包皮自体を傷つけてしまう場合もあるというのもデメリットです。
こうした状態を放置し続けていると、包皮や亀頭が炎症を起こしやすくなります。
そしてその炎症から傷が出来て、性病にも感染しやすいというのも大きなデメリットです。
つまりカントン包茎を放置していると不衛生ですし、勃起時に痛みも生じ、炎症も起こしやすくなり性病にも感染しやすいので、こうなる前に治療をした方が良いです。

カントン包茎治療の流れ

カントン包茎治療の大きな流れはどうなっているかというと、まず治療を希望する病院やクリニックに電話やメールで相談をし予約をします。
どのクリニックも完全予約制のところが多いです。
その理由はプライバシーを重視して、他の患者と顔を合わせないようにする為です。
予約日当日になったらクリニックへ行き、担当医のカウンセリングと診察を受けて、包茎の症状に最も適した治療法のアドバイスを受けます。
ここでは分からない事を色々と聞けるので、手術では痛みがあるのかや、傷跡は残るのかや、治療費はどれ位かかるのか等不安に思う事も聞いてみると良いです。
基本的にこのカウンセリングや診察は先生とのマンツーマンで行われるので安心です。

そしてどのような治療方法にするかを決めたら治療が始まります。
手術では即効性と持続性がある麻酔を行うので、治療中だけでなく治療後も痛みを感じる事はほとんどありません。
それでも心配な場合は先生に相談すれば痛み止めもくれます。
治療後は痛み止めをもらう場合は薬の服用方法や注意点の説明を受けて終了です。
もちろん治療後に不安を持つ人もいますがアフターサービスは充実しており、どのクリニックもカウンセラーが相談に乗ってくれるので安心です。
最後に支払いを済ませば入院する事無く家に帰宅する事が出来ます。
大体治療自体は1時間ほどで終わりますし、翌日から通常の日常生活を送る事も可能です。これがカントン包茎治療の大きな流れになります。

まとめ

カントン包茎は他の包茎と比較しても危険な状態で、放っておくとよくありません。
治療もすぐに終わりますし、入院もする必要がないので悩んでいるよりはクリニックでカウンセリングを受け包茎治療をしてしまった方が良いです。

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